岩手県下閉郡山田町は、この度の東日本大震災によって引き起こされた津波と火災によって壊滅的被害を受けた自治体です。宮古市と釜石市の間に位置する、漁業と漁業関連の産業が中心となっていた小さな町です。町全体で子どもは毎年130人前後が生まれ、人口2万人弱のうち12％前後が14才以下の子どもであり、きれいな海と緑に囲まれて豊かな生活が営まれていましたが、震災によって約850人が尊い命を奪われてしまいました。津波だけでなく大規模な火災も発生した影響が大きく、漁業とそれに関連する産業や経済活動の復興までに道のりはまだまだ遠い状態です。

この度、NPOこども福祉研究所では、山田町の子どもたちの将来のことを真剣に心配している3人の方と出会い、自らの生活再建を置いてでも子どもたちのために立ち上がろうとしているその方々と一緒に活動するために、山田町に支部を立ち上げました。このホームページを通じて山田町での復興支援活動についてお知らせしていこうと思いますので、応援のほどよろしくお願い致します。(文責：事務局長 谷川)